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温浴施設向け情報

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■ロウリュサービス導入の効果

ロウリュイベントを定期開催することによって、温浴施設としての魅力がアップし、お客様満足度の向上、ロウリュファンのリピート客化が期待できます。

また、サウナ室の温度設定を抑えても湿度と蒸気浴によって充分な温熱・発汗効果が得られるため、高温ドライサウナを90度から100度以上に設定している場合と比べて省エネルギーにもつながります。

■サウナの魅力アップ=業績アップにつなげるために

通常の高温ドライサウナと、ロウリュ実施時のサウナは全く異なる性質を持っています。高温ドライサウナは90度~100度以上の非常に高い温度にしているため、高い温熱効果と発汗作用が得られる一方、「息が苦しく感じる」「鼻や喉が火傷しそう」「肌や髪を傷めそう」「高温に耐えられず身体が充分に温まる前にサウナを出てしまう」…といったデメリットもあり、特にサウナに慣れていない温浴初心者には敬遠されてしまう傾向があります。

ロウリュ実施時はサウナ室のドアを開放して換気を行い、適温(70度~80度)まで室温を下げます。ここで蒸気を発生させることで、上記のような高温ドライサウナの弊害を防ぎながら、快適な温熱・発汗効果を得ることができるのです。
image1水蒸気は、乾いた空気と比べて大きな熱エネルギーを持っています。例えば、100℃を超える温度のドライサウナに入っても、もちろん火傷はしません。しかし、沸騰しているやかんの口から吹き出す水蒸気に触れれば、火傷してしまいます。この水蒸気の熱エネルギーを使うのがロウリュなのです。日本では高温ドライタイプのサウナが普及していますが、サウナの本場フィンランドをはじめとするヨーロッパ各地では水蒸気を活用したサウナ入浴が主流となっています。

また、スタッフによる水蒸気の発生から熱風を送る一連の動作にはイベント性がありますので、上手に演出・パフォーマンスを行うことで一層お客様の楽しみがアップします。さらに飲食など館内のサービスについてセールストークするチャンスも生まれます。

一ヶ月以上ロウリュサービスを続ければ、従来のサウナファンに加えてロウリュタイムを楽しみにご来館されるお客様が増え、リピート客化していく効果が実感できることと思います。

 

■ロウリュ運用上の注意点

①危険を伴う作業であることをご理解ください。

加熱したサウナストーブに水をかけ蒸気を発生させるイベントそのものが危険を伴う作業であることは充分ご理解のうえ、慎重な運用をお願いいたします。

②熱中症、脱水症のリスク

ロウリュを行うと、瞬間的に通常のサウナ以上の温熱・発汗効果が得られます。当然熱中症や脱水症のリスクは高まりますので、運営スタッフおよびお客様に対しては水分および塩分補給の重要性や、気分が悪くなったら無理しないといった注意喚起を充分に行う必要があります。

③火傷のリスク

ロウリュ時にストーブから立ち上る水蒸気は大変熱く火傷のリスクがありますので、充分な注意をお願いいたします。


image2④サウナ室の事前換気と水の量

通常の高温ドライサウナは室温が90度以上に設定されていることが多く、その状態で水蒸気を発生させると、体感温度が熱くなり過ぎる可能性があります。熱くなり過ぎないようにするためには、ロウリュ実施前にサウナ室のドアを開放し、充分に換気を行ってください。
また、蒸気発生によってどのくらい体感温度が変化するかは、室温だけでなくサウナ室の規模や、発生する水蒸気の量にも左右されますので、換気時間とかける水の量については事前に実験を行って適切なバランスを確認し、スタッフやお客様の安全確保に努めてください。

⑤サウナストーンへの水のかけ方

サウナストーンに水をかける時は、石積みの上部に広げるようにかけるのではなく、石積みの中まで水が落ちて行くようにかけます。上部表面の石は最も石の温度が低いため、水を瞬時に蒸発させるためには下部の熱源に近いところにまで水を届かせるのが有効です。また、加熱と冷却を繰り返すことで石は徐々に劣化するため、上部の石ばかりが劣化しないようにする意味もあります。

⑥ロウリュイベント開催頻度と担当スタッフ育成

ロウリュサービスを導入する上で重要な課題はスタッフの育成です。仮に1日1回、男女それぞれのサウナで実施する場合でも、スタッフの休日を考慮すると男女あわせて合計4名の担当者が必要となります。開催頻度を増やせば、さらに多くのロウリュ担当スタッフが必要となります。
ロウリュはお客様に喜ばれるイベントですので多く開催したいところですが、スタッフの負担や育成のペースを考えながら開催頻度を調整していく必要があります。

⑦スタッフのケア

ロウリュサービスを行ったスタッフは体温が上昇し、大量に発汗します。急激な温度変化による体調不良(のぼせや血圧の低下による立ちくらみ等)の危険性もありますので、ロウリュ実施後は着替えとクールダウン、水分塩分補給のための充分な休憩時間が必要となります(15分以上)。

⑧芳香について

ロウリュ用の芳香液には専用芳香液、天然エッセンシャルオイルなどが用いられます。製品によってはお客様の気分が悪くなったり、目にしみたりすることもありますので、製品の品質や適正濃度については事前によく確認する必要があります。

 

⑨熱風を送るパフォーマンスについて

ロウリュサービスの一環として、バスタオルやうちわを使ってお客様に熱風を送るパフォーマンスがあります。ドイツなどではバスタオルを使用したパフォーマンスが主流となっており、様々な技法が開発されています。
タオルを効果的に使用するためには、スタッフの技術や体力が必要となります。力の弱い女性や技術的に未熟なスタッフの場合はうちわを使った方が確実に熱風を起こすことができます。

⑩漏電のリスク

電気ストーブを使用している場合、機械設備部分に水がかかると、漏電のリスクがあります。ロウリュを実施するためには機械部分に水が行かないような受け皿構造や、充分な量の石積みなどの対策が必要です。未対策の電気ストーブに水をかけることは避けてください。

 

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十分な温熱・発汗効果が得られるため、高温ドライサウナを90度から100度以上に設定している場合と比べて省エネルギーにもつながります。

 

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